2022/09/01
楽しいライブツァー、その2
さて昨夜の神戸三ノ宮グレートブルーライブ
主催者の松尾さんの関係者も多く、ジャス
ライブは楽しく終了し、美味しいお食事も
メンバーといただき、お互いの健闘をたたえ
合う。
メンバーからは、僕の、徹底的にレイド
バックした、タイム感覚が、話題に上る。
自分としては完全にジャストで、吹いている
つもりなのだが、世間からは、随分と遅く
吹いていると聞こえるらしい。
土地勘のある松尾さんに先導してもらって
集合場所へたどり着くと、発車5分前。
ギリギリやんけ!
はい、急いでバスへ向かうと、さてここで、
問題発生。
僕は、ウエブで、ウイーラーと言うバス会社
のバスが楽器持ち込み可能になったのを
確認してからこのチケットを購入しているの
だが、楽器は不可という。
え?待ってくれ、僕はウイーラーのバスは
楽器持ち込み可能になったので、チケット
を購入しているのだがと、事情を話すと、
確かにウイーラーのバスはそうだが、
ウイーラーの管理する多くのバス会社は
そうでもないという。
今日だけは温情で預かってくれるという。
ありがたや!バスで揺られること数時間。
ちゃんと寝ましたよ。
朝の8時、横浜から自宅へ到着。SNS に
投稿済ませると、シャワーを浴びて、
必要な機材、アルト、テナー、フルートと、
楽譜ほかを詰め込んで、今日のライブ
会場は、蒲田オーパス、久野バンド。
このバンドは、三人の歌手が、オール
ディーズ、ディスコナンバー、洋楽、日本
のポップスを歌うバンド。
一昨日原曲をすべて調べると、ザピー
ナッツ、リンダロンシュタット、百恵、
郷ひろみと、多彩な選曲。
ピーナッツの、振り向かないでは、曲
が宮川泰だった。宮川さん、とてもユーモア
のある楽しい人だった。ピーナッツの、
一連のヒット曲、恋のフーガなどは、
宮川さんの作曲。
松本英彦の学校でお会いしたが、
マルタの次は、君がサックスのスター
を目指しなさい。ありがたいお言葉が
胸に残る。
今日も多くのお客様と楽しいライブ。
久野新一さん、浦田有さん、植垣麻衣子
さんの素晴らしい歌と素晴らしいメンバー
の演奏で盛り上がりました。
自分的には、このバンドのライブは
数回目だが、だいぶこなれて慣れて
きました。
客席からはからは、やはりサックス
入ると、豪華になると高評価でした。
2022/09/01
松尾菊地クインテット 神戸グレートブルーは大盛況
今回は、新幹線で東海ツァーズの格安切符
ぷらっとこだまを使用、携帯でカード決済した
切符を、改札で、やはり携帯のQRコードで発券、
何て便利なんだ。
今まで、格安切符を買って、時間に間に合わず、
何度地団太を踏んだことだろう。ギリギリまで
譜面を書いていたり、仕事を詰め込むのは、
悪い癖だ。
新大阪までは、新幹線、神戸三ノ宮までは
在来線で向かう。
まあ、マスク人間の多いこと。日本人の
目覚めはいつになるのか?マスクには
ウイルスを防ぐ効果は無い。
2時間ほど早くついているので、少し
うろうろして、土地に体を馴染ませる。場所を
借りて、フルートと、サックスのリード調整、
ウォームアップを済ますと、目指すは、
グレートブルー。
松尾愛さんは、このところ経験を積み、
急激に伸びているテナー奏者。
目を瞑って聞くと、渋い親父にしか聞こえ
ないテナー吹きに、なってきた(笑)。
リハーサル、本番と、とにかく楽しい
ステージは続く。
いつも堅実な芝田奨の、ベースに
乗って、ロックだろうがラテンだろうが
ジャズだろうが、グループしまくる、
縦横無尽に大活躍はドラマー李哲。
いろいろな曲に、いろいろな発想で
アプローチする松尾さんには、僕の
育て上げたリードを一枚プレゼント。
そのリードのあまりのバランスの良さ
に驚愕する愛さん。
この日、楽しかったのは、浪花ジャス
賞の関西女流ピアニストナンバーワン
生田幸子。
なにしろそのグルーヴ感は、リチャード
ティー、オスカーピーターソンに匹敵
するのではないか?
あの小さな体から、どうして、あの
図太いドライブ感が生み出される
のか?
東京で数日前に訪れたジャズ
コンサート、音楽は美しく、皆うまい
のだが、スイング、ドライブというものが
圧倒的に足りなかった。
その飢えや渇きを満たして余りある
幸子さんのグルーヴなのだった。
ずっと2テナーの曲が続いたが、
僕のコーナーでは、スタンダードの
朝日のごとく爽やかに、ラテンナンバー
の、サンボーサンボーでは、踊り出す
人たち続出した。
ラストは、アメリカのフォークソング
の、Water is wide.
二人の愛は、川よりも海よりも深い。
いい曲です。歌詞の朗読からピアノと
サックスのアンサンブルは、最後は
全員になり、2回の転調で盛り上がる。
楽しい夜でした。
この日の演奏曲
The Shadow Of Your Smile,
Georgia on my mind,
Just The To Of Us.
La Fiesta,
On A Slow Boat To Chaina,
Just squeeze me,Sunny,
Alligator Bogaloo,
The water is wide,
Softly as in a morning sunrise,
Sanbou sanbou.
2022/08/13
8/10、KOSE & 2 Beautiful Divasは無事終了
8/10、KOSE & 2 Beautiful Divas
KOSEと二人の歌姫ライブ、赤坂トナリテ
冴理、植垣麻衣子(Vo)
菊地康正(ts,fl)、都丸翔(gt)
2人の歌姫の、さえりさんと麻衣子
さんは、ジャス、R&Bの歌唱法を
お互いにレクチャーする、お互い
にリスペクトする関係だそうだ。
数ヶ月前に知り合った麻衣子さん
とは、すでに何度もライブを重ねて
きたが、この二人、一緒にやったら
面白いだろうと思いついたのが
今回の企画。
いつもお願いしている若手ギタリスト
の都丸君を含め、年代的には、
まるで妹、息子、娘位の関係に
なるが、音の世界、ステージの
世界は、才能だけが対話し、
俗世間の常識は、一切関係なく
なるのが面白い。
さえりさん、麻衣子さんの歌い手
だけではなくソンクライターとして
の才能は、ともに素晴らしい。
さえりさんも、麻衣子さんも、
自分のアルバムを何枚も世に
出しているシンガーソング
ライターである。
打ち上げで、2人ともエレクトーン
出身なのが解った。
麻衣子さんは、小さいとき、背が
届かなくて、発表会で、立って
弾いたと言う。想像すると
可愛らしい。
僕が長年共演している、作曲家
としても評価が高いジャスピアニスト
外山安樹子も、たしかヤマハの
ジュニア出身だから、女性のクリエ
イティブな人達がどんどん出てくる
のは頼もしい。
僕は彼女の作る曲が、気に入って
演奏していたのを思い出す。
色々なアーティストの世界に足を
踏み入れて音で対話できるって、
性別年代を超えて素晴らしい
事だ。
銀河系から、アンドロメダ星雲の
星々に、迷い込んだかのような
知らない世界に、一夜明けて
改めて自分の魂が驚く。
今までも、数多くの有名アーティ
ストと、ご一緒させて頂いたが、
一番楽しいのは、これから世に
出る有望株に目を付けて、共に
歩んで行くことかも知れないと思う。