2021/08/23
親子旅行
時は19世紀、キリスト教と、鉄砲で、不遜にも、世界の
有色人種を動物のように扱い、搾り取るだけ搾り取る
白人の植民地、帝国主義時代、アジアには、日本とタイ
王国だけは、かろうじて、独立を保っていた。大平の眠
りを醒まされたのは、伊豆下田へ現れた、アメリカ提督
ペリーの黒船なのであった。
緊急事態なので、お願いだから帰省したり親戚で集ま
るのは止めてと、国民向けには言う、政府首脳は、
自分は選挙地盤の地元に帰ったよという、ツィートを
する議員が多く、批判が殺到しているようだ。
不要不急か、熟慮した結果、人生に必要不可欠な、
息子夫婦との、伊豆旅行を計画したのだが、その
二日間は雨、との予測にダメもとで、伊豆の下田
に向かったのだった。
お嫁さんは、多忙で参加できなかったのでひさびさ
の父子旅行となったのだった。
会話しながら、息子の小さかったときの色々な旅
の思い出が蘇り、すでに株式会社を立ち上げて
一丁前の大人の会話をし、父に激まで飛ばす息子
に、改めて大したものだと思ったことだった。
生まれたときから、見守ってきた息子が、数々の経験
を乗り越えながら仕事も、結婚も、色々なことを達成
して、対等な大人として語り合えるほど楽しいことは
無い。
ペリー上陸の碑や、坂本龍馬の像や、水族館も楽
しい。
緊急にもかかわらず、美しい白浜ビーチで、海遊
びをする人は多く、人生になにが必要かは、僕と
同じ意見の人は多いということだろう。
お洒落な酒屋を発見して昔の看板ポスター、
金庫、レジスターに、算盤がついていたり感心。
民宿とよしまの、豪華な夕食も素晴らしく、楽しい
夏休み。
伊豆と言えば金目鯛、鯛の煮付けの大きさに
驚愕。
1日目は奇跡的に雨は降りそうで降らず、波は
高かったが海に浸かることは出来た。
二日目は、予期せぬ大雨のために、帰宅に1
0時間以上掛かったが、東海道中膝栗毛、
やじさんきたさんに習い、旅はハプニングも楽
しむのが楽しいことなのだ。
長屋の隣の叔母さんにお土産の塩辛を渡して
笑顔を見るのがまた、楽しみだ。