2021/09/23
サックスを運搬中に事故
実は、数日前に、サックスを運搬中に事故があり、
韓国製キムズテナーは、真ん中から曲がってしまった。
サックス奏者にあるまじきことだが、起きたことはしょう
がない。こういう日のために、物損の保険の出番だ。
掛かりつけの信頼の修理職人佐野君は、渋谷のイケベ
楽器ウインドブロスに勤務している。もう、長い付き合い
になってきた。
楽器を見せると、重症なので修理に1週間は欲しいと
いわれる。それもしょうがない、週末の大阪レッスン
に間に合えば、と待って居たら、1昨日もうできました
とのこと。
早速引き取ると、以前と同じ状態まで復元できていて、
驚き、うれしい。流石は佐野君である。また修理費用
はほぼ保険で賄えるのでそちらも心配はない。
早速確認のため、音出しをしていると、ネックのコルク
巻きや微調整の要望も出しておいたので、すべてクリア
されていて非常に気持ちがよい。
ここ数年取り組んでいる、指の位置の改造でアイデァ
が浮かぶ。左手のサムレストをもっと薄くしたら操作性
が向上するとのお告げが。
早速改造を施し、さらに翌日確認すると、より何も考え
なくても、思った通りのメロディが吹ける状態に近づく。
韓国で頂いてきたキムズは、音色は独特だが、キーの
位置配列には、自分用の工夫を加えているのである。
また、自分でカスタマイズした、オットーリンク10の少
しだけハイバッフル加工した音色も、色彩をイメージ
させて改めて吹いていて気持ち良い。
http://kose-sax-flute.jp/Sax%20Reface.html
楽器の演奏は、まず音自体が、自分でも気持ちの良い
音を出すのがよい。音が気持ちよいと、いろいろな曲
をもっと気持ちを込めて吹いてみようとか、今まででき
なかったフレーズやパターンをものにしてしまおうなど
ど、意欲がわくのである。
意欲には、男性ホルモンが関わっていて、年齢を重ねて
も、多少は、牛、羊などの肉を食べるのも良いといわれ
ている。僕は、鶏、豚専門だから、たまには、ステーキを
食べてもいいのかも。
音に色彩を感じる感覚は共感覚と言い、音楽かでも
なかなかそういう人には出会わないが、このキムズ
+オットーリンクの組み合わせは、青か紫のサウンド
に感じるのである。
8/20に開始したユーチューブチャンネル、菊地の
オンラインジャズカレッジだが、1か月で120名の
登録があった。
ジャズを演奏している人口は、プロを含めて3万人
程度どいわれているので、数千人規模までは成長
させたいものだ。現在、登録者はほぼ100%、50代
以上の男性に限られている(笑)ので、より、現在
はやっている音楽なども取り上げて、若い層や女性
層も狙っていきたい。
ユーチューブをいろいろリサーチして見つけたのが、
シェリルポーターというボーカルトレーナーの歌の
レッスン動画だ。体格の良い黒人女性の歌の先生、
生徒にボクサーグラブをつけさせて。盛り上がるところ
では、もっとパンチだと指導するようだ。
アメリカでは、R&B,ゴスペル的な歌い方をする人が
多く、サックスもその影響下にあるようだ。
励まして、導く、上手くいくと生徒とともに喜ぶ、我が子
のようにキスをして抱きしめる。素晴らしいコーチだ。
登録者300万人はすごい。僕も英語版も追加して世界
市場を狙うのがいいのかも。
広々としたアメリカの住環境も垣間見えて少しうらや
ましい気もするが。日本ではサックスをフルートを自宅
でバリバリ吹ける環境は難しいから。