2021/10/04
2021/10/3 秋の菊地道場セッション無事終了
1年半にわたるコロナ自粛、解除のサイクルも、
国民の半分以上がワクチンを打ったことで、また
首相も変わることになり、解放へ向かいつつある
のか、少しづつまた生徒さんが戻ってきている気がします。
今に比べると、娯楽が少なかった昔、また通信技術
も、ラジオテレビレコードしかなかった昔に比べて、
音楽も楽しみ方が変わってしまったかのようです。
昔の映画を思い出すと、加山雄三の若大将シリーズ
の音楽は、ビッグバンドでしたが、現在は、音楽は、
コンピューターで打ち込みで作るのが当たり前で、
作曲家は、どうしても人間が必要な、歌やギター、
予算があれば、管楽器や弦楽器に人間を使い、
そうでないときは、コンピューター音源で済ます
時代です。
楽器の演奏というものも、それで生活が懸かって
修練に励んでいる人と、趣味で楽しみでやっている
人では根本的にベクトルが違うというのはいいつも
感じていたことでした。
時代が変わると価値観も変わって当然です。徒弟
制度や、軍隊式、スパルタ式は、アマチュアの生徒
さんを指導する場合は流行りませんし、誰も付いて
来ないでしょう。
いつの時代も才能のある若い人は出てくるので、
目ざとくキャッチして、素質のある若手と交流するの
も大事なことです。
ジャズ界にここ20年程あまり新しい風が吹いて
いないのもその一因、ジャズ愛好者の高齢化も
対処して行きたいところ。
J-popの、優れた曲を取り上げたり。ジャズとラップ
の融合なども取り上げるのがいいのかもしれない。
ともあれ、熱心な生徒さんとのセッションは楽しい。
いろいろな人の演奏を聴いたり共演したりする
ところに、意外な化学反応が起きて、どんな影響
果実が実を結ぶのかは、誰にもわからないのが
楽しいところです。
久々の飲み会でのトークセッションも楽しい
日でした。
こちらにも写真があります。