2021/08/03
大阪教室の歩み
大阪教室の歩み、大阪の奏者、歌手との
出会いと藤井恭子さん。
大阪へ行こうと思ったのは、サックスの通信
講座をやっていたので、関西圏にも僕の生
徒さんが居るとの確信が有ったから。
10年前、大阪教室を始めて見たら、最初か
ら15名の生徒さんで出発できた。最初はキ
タで会場を探していたが、ミナミでレッスンを
するようになった。
毎月大阪に通いながら、ライブも始めた。
ジャズオントップ本店では、大変お世話になり、
清水ひろみさんとは、ニューヨークジャズツァー
まで参加させて頂いたのは良い思い出、経験
になった。
ジャズオントップでは、山添ユカ(ガコ)さんと
の出会いがあり、ちょうど彼女が歌い始め
の頃、彼女の開拓するお店に付いていっ
てたくさんシットインさせて貰い、多くの大阪
の奏者と知り合った。
大阪は、東京のジャズ屋と微妙に違う感じ
が面白く、特に歌い手が上手いのと、ブルー
ス、ロックが好きな傾向が、関東とは違うところ
だ。
その後、たまたま山口マリさん(as)とも出会い、
サックス・マシーンズの大ファンだと知った。
僕と、ガコさん、マリさんを中心に、15年以上休
んでいた、サックス・マシーンズ大阪チームを、
女性メンバーを中心に、再結成して、活動を
始めることになる。
大阪の生徒さんナンバーワンの藤井 恭子さん
を抜擢して、プロに混じってサックス4管のアン
サンブルに参加して貰う。
根城の心斎橋ラグタイムの閉店、そしてコロナ
騒動と世の中の流れは変わっていくのだが
、僕のリサーチした情報では、夜明けは近い。
コロナが終わったら、(今の首脳部が総入れ
替えにならないと無理だろうが)東京でも、
大阪でもばりばりライブをやりたい。
2021/07/16
ライブ&セッションのお知らせ(大阪)
緊急事態のため、開演、終了時間が早まって
いますのでお気をつけ下さい。
素晴らしいアルト奏者、藤井 恭子さんは、もう
10年以上菊地道場で研鑽しています。サックス
・マシーンズのメンバーでもあります。
後半はセッション、菊地と共演してみたい方はお
待ちしています。
★7/24(土) 菊地康正 (ts、fl) Quintet futuring
藤井 恭子(as)
大阪心斎橋東京赤坂 セラバーケント
メンバー:菊地康正(ts、fl)、藤井恭子(as)、
愛川聡(gt)、楢崎勝弘(b) 、安川和博(dr)
詳細はこちら。
●大阪教室の歩み、大阪の奏者、歌手との出会いと
藤井恭子さん。
大阪へ行こうと思ったのは、サックスの通信講座を
やっていたので、関西圏にも僕の生徒さんが居るとの
確信が有ったから。
10年前、大阪教室を始めて見たら、最初から15名の
生徒さんで出発できた。最初はキタで会場を探して
いたが、ミナミでレッスンをするようになった。
毎月大阪に通いながら、ライブも始めた。ジャズオン
トップ本店では、大変お世話になり、清水ひろみさん
とは、ニューヨークジャズツァーまで参加させて頂い
たのは良い思い出、経験になった。
ジャズオントップでは、山添ユカ(ガコ)さんとの出会い
があり、彼女が歌い始めの頃、彼女の開拓するお店
に付いていってたくさんシットインさせて貰い、いろいろ
な大阪の奏者と知り合った。
大阪は、東京都微妙に違う感じが面白く、特に歌い手
が上手いのと、ブルース、ロックが好きな傾向が、関東
とは違うところだ。
その後、たまたま山口マリさん(as)とも出会い、僕と、
ガコさん、マリさんを中心に、15年以上休んでいた、
サックス・マシーンズを再結成して、活動を始めること
になる。大阪の生徒さんからナンバーワンの藤井 恭子
さんを抜擢して、プロに混じってサックス4管の
アンサンブルに参加して貰う。
根城の心斎橋ラグタイムの閉店、そしてコロナ騒動と
世の中の流れは変わっていくのだが、僕の情報では、
夜明けは近い。
コロナが終わったら、(今の首脳部が総入れ替えになら
ないと無理だろうが)東京でも、大阪でもばりばりライブ
をやりたい。動画は、アルバムReborn again より、
お前の印(Joe Zawinul)
2021/07/15
サックス奏者であり、リフェイサーあることは、稀にみる素晴らしいこと
サックス奏者であり、リフェイサーあることは、
稀にみる素晴らしいことである。
僕の読者は
音楽関係者か、音楽愛好家が多いだろう。
ジャズの楽しみは、個性的な奏者が多いことだ
ろう。マイルスのトランペットの音色の独特さ、
フレディーババードの生音はコンサートで
聞けたのはいい経験。
ウェインショーターのサックスも独特。
マイルス自伝によると、コルトレーンの
テナーの独特の音色は、自分のトランペット
が、対比としてとても映えるので、周りの
反対意見は無視して使ったと書いてある。
あの、独特のサックスの音色の陰には、
マウピース製作者および、リフェイサー
がいるのだと思う。若しくは
自分で細工していた??
松本英彦も、ジェイクコンセプション
も、マウピースの重要性については、
いつも言っていた。
楽器のまず聞こ
えるのは音色、人間でいうと顔のよう
なもの、それで誰なのかを判別する。
良い音で、それも、独特で、誰とも違い、
個性的で魅力的だったら、忘れられない。
音楽的内容はその次である。
コルトレーン
のような、デックスのような、スティット
のような、ブレッカー、サンボーンのよう
な、個性的なサウンドは、本人の技量も
勿論あるが、助っ人としての、リフェイサー
の存在を感じる。若しくは、みな、リフェイ
スの、技能を持っていたのか?
リフェイスとは、マウピースを、削って調整
し、よいコンディション、音色にする、技術
のこと。リフェイスする人がリフェイサー。
ジャズサックスほど、各々の個性が発揮され
る分野も無いのではないか?
例えば、フルート、
クラリネット、トランペット、トロンボーンに、
ジャズサックスほどの個性の違うソロイスト
がバラエティー豊かにいるか考えてみたら
良いだろう。
テナーのオットーリンク10は、より現代的
なサウンドになるように、サイドレールを、
アルトのメイヤー6は、深くくわえられる
ように、フェイシングを長く形成するよう
に削ってみた。
どう削っても、失敗ということは無く、
打率今のところ10割。
あるポイントを
押さえれば、カーブの形は、どんな形で
も鳴るのである。このコツを掴むのに、
結構授業料を払いマウピースをたくさん
削りました。(笑)
アルト、テナー共、使うリードは薄く
なった。軽快に鳴るのが一番なのだ。
厚いリードは、吹き応えがあり、吹
き手には快感なのはわかるが、音が
抜けず。鳴っていないことが多いの
で気をつけよう。
アルト用の腹筋は、
稽古を休むと衰えるので、思い出して
は、稽古する。
テナーは、息の量は、
必要だが、比べると、必要な圧力は
それほどではない。
フルートは、息
は少ししか出て行かないが、腹で支え
る独特な呼吸が必要。
つまり3本とも
、体の違う場所の、違う筋肉を使うので
、稽古をさぼるわけには行かないのだ。
(笑)
菊地のサックスマウピースリフェイス
のページ
写真は、多摩川大橋からの日没。
2021/07/15
犬も歩けば棒に当たる
大阪商人は、転んでもただでは起きない。そこにあれば、
馬●でも、掴んで起きあがるという。ヒュー!!
僕は
大阪商人ではないが、習性が似ているとよく言われる。
僕も、散歩や、サイクリングで、朝食前に、近所を
散策するのは、日課だが、よく粗大ゴミとして路上に
置いてある本や食器、スマホアクセサリー、時には
椅子などを、見ると、確認して、使えそうなら拾って
来るのである。
以前に家族から、近所の叔母さんが、また、お宅の
ご主人、ゴミを漁っていたわよと言われたわよ。
もう、止めて。
ほっておいてくれ、捨ててあるもの
を貰っても、犯罪者では無いだろう。(笑)
この前散歩中に見つけた粗大ゴミの椅子は、買った
ら1万はするちゃんとしたリクライニングの椅子だが、
長い距離をガラガラ引いて、帰り道、ご近所に聞か
れた。
どうしたの?その椅子は?
うん、友達から
頂いたんですよ!
いい友達だね!
そうなんです。
家に運び入れてから確認すると、リクライニン
グのねじが外れていて、壊れたと思って捨てら
れていたのだと理解した。
ちょっとの知識が
あれば捨てなくてよかったのにね?(笑)
知識の
ない方、プレゼントありがとう。大事に使うよ。
修理して使う菊地の前科としては、軽自動車の、
ドアを廃車専門業者から、5000円で買ってきて
自分で取り付けたことがある。
60万以上はする、
テナーサックス(ドイツ、カイルベルス)
が、22万で売りにでていたのを購入。
あるパーツ(ネック)が、軽く変形していた。
前の持ち主が調子悪くなったので売りに出した
のを理解した。
僕は、修理法を知っているので、
ちょいちょいと、修理して、快調にして長年使
った。
知識のないサックスの前のオーナーさん、
ありがとう。
あなたは、僕に38万円と、調子の良い楽器を
プレゼントしてくれた。
歩けば棒は、見つかるかも?!
今日も楽しい
一日をお過ごしください。
2021/07/07
音楽は心の栄養とは?
人は、安心したいので、過去に成功したやり方を
踏襲しようとするものである。
音楽を演奏や、
指導を生業にしていたら、一番安心なのは、定評
のある歴史的に評価が定まったものをやっておけ
ば安心だろう。
スタンダードナンバーでも、全く
興味のわかないものもあれば、古い曲でも、新鮮
に感じたりするものだ。
また、自分が経験を積ん
だ結果、段階が上がり、以前はよく理解できなか
ったことが、分かるようになった結果、良さが解
ってきたりするものだ。
昨日は、稽古中に、アル
トサックスで、あるスタンダードナンバーの良さ
を発見。
今まで素通りしていたある曲が、以外と
面白いではないか?!
フルートでは、クラシック
の日課練習も、飽きてきたので(笑)、亡くなった
デイブバレンタインのアルバムを、自分のフルート
で、一緒に吹いて、音取りしている。
ラテンペイ
ストの、洒落た曲作りに、唸るとともに、フュー
ジョン時代に懐かしさも感じる。
テイブが初来日
したとき、GRP オールスターズの大阪公演は自分も
参加している。(写真はライブレコーディングの
アルバム)
やはり、自分は、ラテン、ファンク、
ジャズの、ダンスビートが好きなのだ。理由は
簡単、だって楽しいから。
自宅に戻り食事を終
えると、プロジェクター用の壁にセットした大
画面で、DVD鑑賞タイム。5.1チャンネルの
サーラウンドアンプも買い換えたので音も気持
ち良い。
昨日は、アイススケートのバレエ
作品、眠れる森の美女を鑑賞。
いつも鍛え
上げられたダンスのパーフォーマンスを見る
のは大好きだが、アイススケートで、女性を
リフトアップする、男性ダンサーは、
スケートと、バレエの技量とともに、重量
挙げもできて、しかも容姿端麗なのですごい!
白人文化を見ていると、どうしても黒人文化
的なものに飢えてくる(笑)。
プリンスの、
ダンス映画に切り替える。ああ、ズンズンと、
腰にくるこのファンクリズムは、人生に必要
不可欠(笑)。
再開したサックスマシーンズは、
より、ファンク寄りにしようかしらん(笑)。
さらに切り替えて、トニーベネットのDuets
IIを聞き始める。
1曲ずつ違うゲストと、
スタンダードナンバーを歌って行くのだが、
エイミーワインハウス、レディガガなど、
豪華なゲストが入れ替わり歌う。
完璧で
豪華なオーケストラアレンジのジャズは、
味わい深く、サラボーン来日公演で、共演
させていただいた貴重な経験を思い出す。
コロナ騒ぎで、疲れた神経が癒されて、
よし、また、明日からがんばろうという
気にさせてくれる。
写真前列左から、デイブハレンタイン、
渡辺貞夫、トムブラウン、後列20才の
マーカスミラーの右にいるのが26才の
菊地。